カテゴリー「フライトログ」の196件の記事

グライダーのフライト記録

2019年3月17日 (日)

「空遊自適の生活」のすすめ


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人は有史以来「自然と共生する喜び」を詩や歌に表現してきました。

リリエンタールの飛行から、グライダーという翼によって、鳥の様に自然の中を自由に飛ぶという「空と共生する喜び」を実現して以来120年余り。現代のグライダーは自然の中をある面、鳥よりも鳥らしく飛ぶこともできます。

空に合わせて、ゆったりと自らにして行く週末の「空遊自適」のグライダー生活はなんともいえない楽しみであります。

グライダーで飛んでみたいと思ったら、以下へ問い合わせてみてください。
東北エリア:宮城県航空協会
南関東エリア:韮崎市航空協会


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2018年10月 6日 (土)

マーケティングの原理・原則をグライダークラブ運営で実践

自分が理事を務めている韮崎市航空協会はNPO法人ですが、
機材拡充の長期積み立てのために(みんなで山岳滑翔を楽しめる新複座機購入のために)一定の利益を上げる必要があります。
そこで、
マーケティングの原理・原則(①「戦略」②「戦術」③「宣伝」④「体験」)
を実践します。

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①「戦略」の明確化
 差別化:
  気象条件の良さ(盆地 山岳飛行 ウェーブ飛行) 
  利便性(電車アクセス、格納庫)
 優遇:
  ユース(金銭面)
  シニア(金銭面)
  ミドル(時間的優遇や労力的優遇)
 安全:
  情報共有(レッスンプラン、チェックアウト、申し送り事項)
 最適化:
  気象の数値予報を使用したレッスン選定とタスク設定
  気象条件の良い日に会員を集める
 機体ラインナップ:
  安価なブラニク
  乗りや易いアステア
  タフなパイロットを育てるヤンター
 
②「戦術」で入会、収入プロセスを確立
 経験者:体験→入会→参加→チェックアウト
       →単座ソアリング(時間単価6000円)
 初心者:体験→入会→参加
       →複座ソアリング(時間単価6000-9000円)

 ソアリングはグライダーパイロットの目的であり、喜びであるので、これに応じた時間単価に設定する
 ボトルネックをなくし、単座ソアリング/複座ソアリングへ安全に早く移行する
 各プロセスを定型化して労力を減らし、効率を良くする
 3か月ごとのフライト集計とメールによる費用請求

③「宣伝」で入会、収入を増やす
 HP、ブログ、FB、個別メール、個別連絡により体験/入会/参加を増やす
 気象の数値予報の周知、宣伝によりソアリングできる日の参加を増やす
 
④「体験」の設計を通じて会員感情をより良いものに
 山岳飛行体験
 ウェーブ飛行体験
 気象条件の良い日の活動体験
 複座機による安全なソアリング
 整備体験(自分たちの機体を整備する楽しさ)
 異常姿勢トレーニング(安全意識向上)
 定期的な懇親会
 OLC(GPS)データの記録
 OLCデータを用いたデブリーフィング
 後席からの動画記録
 ClubOLCでクラブ得点集計
 初ソロ、初単座の記念写真
 A/B/C/銅/銀バッジの贈呈
 年間25~50時間のソアリング練習
  →安全なクロスカントリー飛行
 

「君子は義に喩り小人は利に喩る 」ということを忘れてはならない。

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2018年8月13日 (月)

楽しい飛行練習

グライダーの飛行練習にいくつかバリエーション(変化)を持たせると楽しい。(飛行時間50時間~300時間位のグライダーパイロットを想定)

①早上がり競争
IGC Browser で(Climb - 離脱高度)を比較

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②OLC ポイント
6レグの飛行距離を機体のハンディキャップ付きで採点
Statistic: Club OLC 2017( Japan )クラブ対抗のチーム戦も楽しい

③高度制限を設けたクロスカントリー
安全性の向上、リフト発見技術の向上

6000feet 以上10000feet 以下の例
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④複座機で操縦を交代しながら飛行
リフト、グライドパス、コース選択の意思決定理由を説明

⑤マッチレース
同時に出発して、できるだけ早く同じコースを飛行
Flight information - Noriyasu Omata (JP) - 04.06.2017
Flight information - masahiro hibi (JP) - 04.06.2017

★デブリーフィング
①~⑤のどの練習の場合でも飛行後に、飛行記録を比較し、小グループで話し合う。

 

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2018年8月10日 (金)

広報用写真を改版

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2018年6月17日 (日)

要点の整理

フライト前のブリーフィングに時間を多く取れない場合もあるので、話すことを最小限に要約しておく。

★エマグラムの見方
・露点:雲底、雲量がわかる
・温度:雲底、雲頂、積乱雲、不安定さ(サーマルの強さ)がわかる
・風速勾配:ウェーブシナリオがわかる

★サーマルソアリングの要点
・バリオは2-3秒遅れている
・バリオが上がりきって下がり始めるタイミングでバンクを強める(旋回を開始する)
・バンクとピッチは一定
・コアに入ると音が変わるので一瞬バンクを弱め、直ぐバンクを強める
・バンクは30-40度とし、バンクを強める時の舵圧を感じとる。
※衝突回避
※夢中になりすぎない

★ウェーブエントリーの基本
・対流層では強いリフト(2~3m/s以上)を選ぶ。
・上昇と移動を繰返し、雲底(ブルーなら最頂部)まで上がる。
・増速する。
・まっすぐ風上へ飛ぶ。
・ウェーブ上昇帯の底で増速分を高度に変える。
※熟練するまでは10000feet以下で練習
※必要装備は揃っていますか?
※空域を理解していますか?
※危険性を理解していますか?

(追記)
ウェーブエントリーに関連して「部報Cumulus1994」より抜粋します。至らない大学2年生の自分に色々言いたいことはありますが、この辺りが自分の原点な気もするので原文のまま掲載しておきます。ちょっとしたコツをつかむとエントリーは出来てしまうのがウェーブの怖いところです。

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94年12月4日のウェーブフライトについて(前編)

11月23日、27日の両日ともコンディションがよく(サーマルのトップが1500mくらい)私も23日に1+23分、27日に1+21分のソアリングを(ピラトで)させてもらいました。そして12月4日についに滞空時間5時間を達成しました。しかも初めてウェーブフライトにして獲得高度3000mやってしまいました。ほんとうにラッキーでした。

於霞目飛行場
機体SZD30ピラトJA2225
離陸10:24離脱10:25着陸16:12
飛行時間5+48
敢脱高度260m最高高度約4300m (バログラフはなかなか感動的でした。)
獲得高度4000m

1.気象条件
12月4日の霞の目の天気は晴で雲量は8分の2程度(主に大型のCu)雲底は大体1000から1500m位でした。地上の風向は270-320度位で風速は7-8m。日が暮れるまで吹いていました。上空の風向は270-300度くらいで非常に強い風でした。ウェーブの存在を示すレンズ雲は第2、3波の上空には見られませんでした。

2.ウェーブに入るまで
この日、私は滞空5時間を狙っていましたので日没時間を考えて、10時24分に離陸しました。離脱高度が260mしかとれないので最初のワンチャンスを必ずものにしなければならないのですが、高度400m位で上昇中のK23(パイロットは私と同期のM君)の下に入り弱いサーマル(+0. 2-0.5m/s)をつかむことができました。このときの私の高度は約220m。絶対滑らさないように気をつけて旋回し何とか少しずつ高度を稼ぐことができました。500m位まで上がるとサーマルもまとまってきて上昇率も+2-3m/s位になりました。この日のサーマルはまとまりがよくリフトのほうから近づいて来るような気がしました。+3m/sで一気に雲低近くまで上がりました。高度はこの時約1100m。位置は飛行場の風下約3キロ。風上に前進して飛行場まで戻すと雲低が上がってきて1300m位まで上がりました。うまくCuの生成に合わせてCuの前縁(風上側)にでました。(雲底ぎりぎりまで上がり、速度をつけてCuの風上側に出て、速度を高度に変えてうまくコンタクトする)
Cuの前縁にはなかなかいいリフトがあり、雲底より高く上がることができました。同じようなリフトを使って上がっては流され、前進してまたリフトをつかみと何度かくりかえし1300-1500mの高度を維持しました。途中雲の下で何度かものすごく荒れている気流に何度か出会い、怖くなりシートベルトをしめ直すほどだったのですが、「これってもしかしてローター、・・・てことはウェーブだ!!」と心が躍りました。
うまく雲を使って再び1700mくらいまで上がると、ずーと真っすぐ飛んでいても+1m/sくらいで上昇していくところを見つけたのでウェーブだと確信しました。そして愛機ピラトは目に見えない空気の波に乗り高度を上げていくのでした。・・・後編につづく。
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2018年6月10日 (日)

忘却と劣化

今年度は前年度より練習量が取れない状況なので、定期的に記憶をリフレッシュする。

自分で作成したものが一番記憶を呼び戻しやすい。
しかしながら、忘却と劣化の進度を少しだけゆっくりにできるだけで、飛ばなければやっぱりグライダーは下手になってしまう。

フライトトレーニングシラバス

「SKY FULL OF HEAT」要約

「The Soaring Pilot's Manual」要約

「Safety in Mountain Flying」要約

飛ばなくても、気象条件の事前数値予報と事後確認は毎週行う習慣を継続する。

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2018年5月 5日 (土)

宮城県航空協会春合宿2018in角田滑空場

4/29-5/2 5/4  5days

1

25km south of Kakuda GP

 

5 Aero tow
10 Winch tow

2 Long tow demonstration
1 Soaring single seater
2 Soaring instruction

OLC

15Landings ASK21×14 H205×1
6.5hours

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2018年3月31日 (土)

韮崎Style

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山岳は教官にも多くを要求する。韮崎では山岳ソアリングを教える教官の総飛行時間をミニマム500時間、中級クラス(XC )を教えるためには1000時間としている。さらに最近1年間の飛行時間は25時間以上(中級は50時間以上)必要。
だから(という訳ではないが)教官もアステア、ヤンターが空いていれば、朝でも夕方でも自分のフライトをする。みんな飛ぶのが大好きだから楽しんで練習する。

また組みばらしの必要がなく、グライダーを格納庫から出し入れするだけなので、準備と片付けが短時間で済むことも韮崎の大きな特徴です。

そんなことから「朝から夕方まで上昇気流を使いきって飛ぶ」という「韮崎Style 」が生まれました。

2018年3月は気象条件が良いのにあわせ8日間飛んで、クラブ機3機の飛行時間がなんと合計81時間。

韮崎市航空協会は、その恵まれた気象条件と「韮崎Style 」により、練習生、ユース、会員だけでなく、教官もたくさんソアリングの練習が出来るグライダークラブなのです。

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2018年3月13日 (火)

冬から春

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移りゆく春の気象推し難くどれほど変化に合わせ飛べるか
  玄空

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空はブルー去りゆく寒気と弱い風 ローターのみがウェーブを示す
  玄空

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2018年1月31日 (水)

グライダークラブ向けの最適化

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「SKY FULL OF HEAT」より、
「現代では気象予報に使われる数値データの解像度が向上している。これを有効利用すべきである。」

★パイロットが嬉しいこと
ソロで飛びたい
単座で飛びたい
免許とりたい
たくさん飛びたい
うまくなりたい
レベルの高い組織に所属したい
気象条件を使いきりたい
満足度を向上したい

★グライダークラブ向けの施策候補
入会金免除により若手入会促進
年会費優遇によるシニア継続
利便性アピールによる新入会促進
個別対応によるOLC利用促進
適切なタスク設定によるOLC 得点UP
Web、SNS利用した知名度向上
気象の数値予報利用した中止判断とフライト実績向上
定期的な異常姿勢訓練による安全向上
チェックアウト表を用いたパイロット管理

★最適化
・フライト量  毎日飛べば・・・
・安全     飛ばなければ・・・
・フライト質  天気のいい日だけ飛べば・・・
上記のどれかを最優先すればいいわけではない。
以下についても同様にどれかを最優先すればいいわけではない。
・会員の満足
・入会者の増加
・スタッフの負担減

 →最適化が必要

★データ活用による意思決定
・参加人数
・参加者のスキル 
・気象の数値予報 (新情報)
・フライト実績
上記が含まれる一覧表を作成し、
・実施日の調整
・練習メニューの調整
・タスクの設定
を行うことで、フライト量と安全とフライト質を最適化する。

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