2018年8月13日 (月)

楽しい飛行練習

グライダーの飛行練習にいくつかバリエーション(変化)を持たせると楽しい。(飛行時間50時間~300時間位のグライダーパイロットを想定)

①早上がり競争
IGC Browser で(Climb - 離脱高度)を比較

Img_20180813_073644

②OLC ポイント
6レグの飛行距離を機体のハンディキャップ付きで採点
Statistic: Club OLC 2017( Japan )クラブ対抗のチーム戦も楽しい

③高度制限を設けたクロスカントリー
安全性の向上、リフト発見技術の向上

6000feet 以上10000feet 以下の例
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④複座機で操縦を交代しながら飛行
リフト、グライドパス、コース選択の意思決定理由を説明

⑤マッチレース
同時に出発して、できるだけ早く同じコースを飛行
Flight information - Noriyasu Omata (JP) - 04.06.2017
Flight information - masahiro hibi (JP) - 04.06.2017

★デブリーフィング
①~⑤のどの練習の場合でも飛行後に、飛行記録を比較し、小グループで話し合う。

 

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2018年8月10日 (金)

広報用写真を改版

201808

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2018年6月17日 (日)

要点の整理

フライト前のブリーフィングに時間を多く取れない場合もあるので、話すことを最小限に要約しておく。

★エマグラムの見方
・露点:雲底、雲量がわかる
・温度:雲底、雲頂、積乱雲、不安定さ(サーマルの強さ)がわかる
・風速勾配:ウェーブシナリオがわかる

★サーマルソアリングの要点
・バリオは2-3秒遅れている
・バリオが上がりきって下がり始めるタイミングでバンクを強める(旋回を開始する)
・バンクとピッチは一定
・コアに入ると音が変わるので一瞬バンクを弱め、直ぐバンクを強める
・バンクは30-40度とし、バンクを強める時の舵圧を感じとる。
※衝突回避
※夢中になりすぎない

★ウェーブエントリーの基本
・対流層では強いリフト(2~3m/s以上)を選ぶ。
・上昇と移動を繰返し、雲底(ブルーなら最頂部)まで上がる。
・増速する。
・まっすぐ風上へ飛ぶ。
・ウェーブ上昇帯の底で増速分を高度に変える。
※熟練するまでは10000feet以下で練習
※必要装備は揃っていますか?
※空域を理解していますか?
※危険性を理解していますか?

(追記)
ウェーブエントリーに関連して「部報Cumulus1994」より抜粋します。至らない大学2年生の自分に色々言いたいことはありますが、この辺りが自分の原点な気もするので原文のまま掲載しておきます。ちょっとしたコツをつかむとエントリーは出来てしまうのがウェーブの怖いところです。

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94年12月4日のウェーブフライトについて(前編)

11月23日、27日の両日ともコンディションがよく(サーマルのトップが1500mくらい)私も23日に1+23分、27日に1+21分のソアリングを(ピラトで)させてもらいました。そして12月4日についに滞空時間5時間を達成しました。しかも初めてウェーブフライトにして獲得高度3000mやってしまいました。ほんとうにラッキーでした。

於霞目飛行場
機体SZD30ピラトJA2225
離陸10:24離脱10:25着陸16:12
飛行時間5+48
敢脱高度260m最高高度約4300m (バログラフはなかなか感動的でした。)
獲得高度4000m

1.気象条件
12月4日の霞の目の天気は晴で雲量は8分の2程度(主に大型のCu)雲底は大体1000から1500m位でした。地上の風向は270-320度位で風速は7-8m。日が暮れるまで吹いていました。上空の風向は270-300度くらいで非常に強い風でした。ウェーブの存在を示すレンズ雲は第2、3波の上空には見られませんでした。

2.ウェーブに入るまで
この日、私は滞空5時間を狙っていましたので日没時間を考えて、10時24分に離陸しました。離脱高度が260mしかとれないので最初のワンチャンスを必ずものにしなければならないのですが、高度400m位で上昇中のK23(パイロットは私と同期のM君)の下に入り弱いサーマル(+0. 2-0.5m/s)をつかむことができました。このときの私の高度は約220m。絶対滑らさないように気をつけて旋回し何とか少しずつ高度を稼ぐことができました。500m位まで上がるとサーマルもまとまってきて上昇率も+2-3m/s位になりました。この日のサーマルはまとまりがよくリフトのほうから近づいて来るような気がしました。+3m/sで一気に雲低近くまで上がりました。高度はこの時約1100m。位置は飛行場の風下約3キロ。風上に前進して飛行場まで戻すと雲低が上がってきて1300m位まで上がりました。うまくCuの生成に合わせてCuの前縁(風上側)にでました。(雲底ぎりぎりまで上がり、速度をつけてCuの風上側に出て、速度を高度に変えてうまくコンタクトする)
Cuの前縁にはなかなかいいリフトがあり、雲底より高く上がることができました。同じようなリフトを使って上がっては流され、前進してまたリフトをつかみと何度かくりかえし1300-1500mの高度を維持しました。途中雲の下で何度かものすごく荒れている気流に何度か出会い、怖くなりシートベルトをしめ直すほどだったのですが、「これってもしかしてローター、・・・てことはウェーブだ!!」と心が躍りました。
うまく雲を使って再び1700mくらいまで上がると、ずーと真っすぐ飛んでいても+1m/sくらいで上昇していくところを見つけたのでウェーブだと確信しました。そして愛機ピラトは目に見えない空気の波に乗り高度を上げていくのでした。・・・後編につづく。
####

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2018年6月10日 (日)

忘却と劣化

今年度は前年度より練習量が取れない状況なので、定期的に記憶をリフレッシュする。

自分で作成したものが一番記憶を呼び戻しやすい。
しかしながら、忘却と劣化の進度を少しだけゆっくりにできるだけで、飛ばなければやっぱりグライダーは下手になってしまう。

フライトトレーニングシラバス

「SKY FULL OF HEAT」要約

「The Soaring Pilot's Manual」要約

「Safety in Mountain Flying」要約

飛ばなくても、気象条件の事前数値予報と事後確認は毎週行う習慣を継続する。

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2018年5月 5日 (土)

宮城県航空協会春合宿2018in角田滑空場

4/29-5/2 5/4  5days

1

25km south of Kakuda GP

 

5 Aero tow
10 Winch tow

2 Long tow demonstration
1 Soaring single seater
2 Soaring instruction

OLC

15Landings ASK21×14 H205×1
6.5hours

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2018年3月31日 (土)

韮崎Style

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山岳は教官にも多くを要求する。韮崎では山岳ソアリングを教える教官の総飛行時間をミニマム500時間、中級クラス(XC )を教えるためには1000時間としている。さらに最近1年間の飛行時間は25時間以上(中級は50時間以上)必要。
だから(という訳ではないが)教官もアステア、ヤンターが空いていれば、朝でも夕方でも自分のフライトをする。みんな飛ぶのが大好きだから楽しんで練習する。

また組みばらしの必要がなく、グライダーを格納庫から出し入れするだけなので、準備と片付けが短時間で済むことも韮崎の大きな特徴です。

そんなことから「朝から夕方まで上昇気流を使いきって飛ぶ」という「韮崎Style 」が生まれました。

2018年3月は気象条件が良いのにあわせ8日間飛んで、クラブ機3機の飛行時間がなんと合計81時間。

韮崎市航空協会は、その恵まれた気象条件と「韮崎Style 」により、練習生、ユース、会員だけでなく、教官もたくさんソアリングの練習が出来るグライダークラブなのです。

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2018年3月13日 (火)

冬から春

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移りゆく春の気象推し難くどれほど変化に合わせ飛べるか
  玄空

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空はブルー去りゆく寒気と弱い風 ローターのみがウェーブを示す
  玄空

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2018年1月31日 (水)

グライダークラブ向けの最適化

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「SKY FULL OF HEAT」より、
「現代では気象予報に使われる数値データの解像度が向上している。これを有効利用すべきである。」

★パイロットが嬉しいこと
ソロで飛びたい
単座で飛びたい
免許とりたい
たくさん飛びたい
うまくなりたい
レベルの高い組織に所属したい
気象条件を使いきりたい
満足度を向上したい

★グライダークラブ向けの施策候補
入会金免除により若手入会促進
年会費優遇によるシニア継続
利便性アピールによる新入会促進
個別対応によるOLC利用促進
適切なタスク設定によるOLC 得点UP
Web、SNS利用した知名度向上
気象の数値予報利用した中止判断とフライト実績向上
定期的な異常姿勢訓練による安全向上
チェックアウト表を用いたパイロット管理

★最適化
・フライト量  毎日飛べば・・・
・安全     飛ばなければ・・・
・フライト質  天気のいい日だけ飛べば・・・
上記のどれかを最優先すればいいわけではない。
以下についても同様にどれかを最優先すればいいわけではない。
・会員の満足
・入会者の増加
・スタッフの負担減

 →最適化が必要

★データ活用による意思決定
・参加人数
・参加者のスキル 
・気象の数値予報 (新情報)
・フライト実績
上記が含まれる一覧表を作成し、
・実施日の調整
・練習メニューの調整
・タスクの設定
を行うことで、フライト量と安全とフライト質を最適化する。

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2018年1月 3日 (水)

宮城県航空協会冬合宿2017-2018in角田滑空場

12/30-12/31 1/2  3days


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Wave_training

9 Aerotow
0 Winchtow

1 Wave Soaring demonstration(12/30)
1 Wave Soaring instruction(1/2)
4 Soaring instructions(12/30&1/2)
OLC

9Landings ASK21×8 H205×1
6hours      

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2017年12月20日 (水)

12/17のフライトを自分で評価

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鳳凰の風を信じてリッジラン
雪が舞い降るアルプス横に  玄空


フライトデータ(OLC)

○概略の予想
→ウェーブコンディション予想のため、北西5マイル8000feet の曳航を提案し、4人中3人が10000feet タッチ
→10000feet 上昇後、南北のウェーブ性リフトの調査
→ウェーブコンタクトできない場合は山脈の「風の陰」エリアの上昇帯を狙う
→フライト前は鳳凰三山系のリッジが使えるとは予想していなかった

○ウェーブの影響とリッジを考慮したコース取り
途中から、距離と速度を最大化するコース取りは取り止め、稀にしかできない鳳凰三山のリッジラン練習に切り替える

○上昇率が良い
OLC のR/Cは2.02 リフトの個数7 
余計な旋回が減り、強いリフトを使えている

○風の音が聞こえている

○良いスタート
8000feet 曳航から短時間で9000-10000feet へ到達

○教育
黒板を使って、ウェーブと山岳サーマルのブリーフィング/デブリーフィングを長めに実施
キーワードは「風の天井」「温度の底」「風の陰」

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2017年11月27日 (月)

FAQ

この記事は書きかけです。

20171104_2


ギリギリの帰投判断はどうすればいい?

・プランBを考えておく
・平常心を保つ練習をしておく
・リスクとリターン

新しい場所で飛ぶには?
・一般的なセオリーを学ぶ
・過去の気象データとフライトデータの相関関係を調べる
・その土地のウェザーマンに直接聞く

OLCフライトログの見方は?
・コース取りに着目
・R/C 時間帯毎に上手い人と比較
・E     意図したグライドパスか
・Vd   上昇率から得られる平均速度との比較
   0.5m/sで40km/h
   0.7m/sで50km/h
   1.0m/sで60km/h
   1.4m/sで70km/h

早く気付くには?
・何のための情報かをはっきりする。必要な情報にフォーカスすると早く気付く反面、フォーカス外の情報を見落とす。
・速く飛ぶためには次のリフトの強さについての情報が必要
・望むグライドパスで飛ぶためには経路の上昇/下降と機体の性能の情報が必要

ウェーブを予想するには?
(風吹けばウェーブ)
数値予報(山頂と上空の風)からウェーブを予想する。対流とウェーブの接続は不確実なので、低層の対流が弱いなら、潔く高高度曳航すること。
シナリオ   :形状                       :数値予報の風
シナリオ1 :△1波のみ             :山頂で20kt以上
シナリオ2 :〇2波、3波あり :FL300で60kt以上
シナリオ3 :◎2波、3波発達    :FL200で80kt以上

 

3日前にソアリングコンディションを予想するには?
・数値予報の風速勾配と気温減率と湿度に着目する
・数値から、積雲?ブルー?ウェーブ?コンバージェンス?対流無し?悪天候?のように概況を類別する
・概況に応じて必要な情報にフォーカスする
・予報に含まれない事象の影響があれば修正する

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2017年11月16日 (木)

11/12のフライトを自分で評価

蒼い空染まる紅葉西の風
雲は無くとも気流波打つ 玄空


フライトデータ(OLC)

◼️概略の予想
→ブルーコンディション(茅ヶ岳-八ヶ岳東)からコンバージェンス(EP-金峰山)の変化を事前に予想するには?弱まる風とBLIPMAP(BLWindとUp/Down) の時系列変化に着目してみる。北西(霧ヶ峰)と南東(大菩薩岳)の気温減率の大小比較結果(=、<、>)の時間推移(9時12時15時)に着目してみる。北西=南東だとコンバージェンスは南北(茅が岳-八ヶ岳)に発生、北西<南東だとコンバージェンスは南東エリア(EPー金峰山)に発生すると仮定してみる。

◼️中途半端なコース取りにより平均速度低下
→ウェーブの影響とコンバージェンスラインを考慮して、距離と速度を最大化するコース取りを徹底する。

◼️余計な旋回がある
→次のリフトの強さとグライドパスを意識する。

◼️左旋回が多い 
→良い方に回る。予め回る方向を考慮してグライドを左右に微調整する。

◼️スティックの持ち位置が高い
→指二つ下(Kawaさんのヤンター動画を参考にする)

◼️いつもより音が聞こえていない
→無線機がスケルチ不調でうるさく、風の音に注意がいっていない。(うるさいと人間は音を無視する)

◼️スタートとファイルグライド
→もっと工夫できないか?最後のリフトまで使いきってロングファイルグライドする。

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2017年11月11日 (土)

数値予報(山頂と上空の風)からウェーブを予想する

シナリオ   :ウェーブ形状    :数値予報
シナリオ1 :△1波のみ        :山頂で20kt
シナリオ2 :〇2波、3波あり  :FL300で60kt
シナリオ3 :◎2波、3波発達 :FL200で80kt
 
以下のサイトで数値予報(気象データ)とフライトデータ(OLC)の相関を取っています。
 
韮崎の10000feetコンディションの日は約50%の確率でシナリオ2またはシナリオ3の日です。

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2017年7月29日 (土)

チェックアウト基準

今週は天候不良でフライトがないため、チェックアウト基準(韮崎版)を作成してみました。これまでブログ等に書き綴った内容と各種参考文献を集約し、ドキュメント化しました。
今後修正する部分も考えられますが、ベースラインを作ることが大事と思い、一旦書き起こしました。

以下は
大項目
 グライダーチェックアウト、
 エリアチェックアウト、
 山岳XCチェックアウト、
 ウェーブチェックアウト
 クロスカントリーコーチング
の中から、
 エリアチェックアウト、
 山岳XCチェックアウト、
 クロスカントリーコーチング
を抜粋したものです。

Photo_2

【参考文献】

GLIDING NEW ZEALANDのコーチングクロスカントリー

BGAのグライディングシラバス

SoaringNVのチェックアウト要求

インストラクター ハンドブック Ver.2




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2017年6月22日 (木)

コンディションを整える

フライト時に頭と体をベストなコンディションになるように調整し、フライト後に疲れを残さないことが大事です。

自分なりにパフォーマンス出るのルーティンを作成、修正中です。

★前日~フライト前
炭水化物の食事
ハーブティーを飲み体を暖める
前日はアルコールは控える
お風呂でリラックス
寝る前の液晶画面は避ける
目の体操で睡眠を導入する
よく寝る
起きたら冷たい水で目の体操
炭水化物の食事
首、手首、足首の柔軟体操
全身の筋肉を緩める
日焼け止めと日よけ対策

★フライト時
水分は少しずつ補給
空腹になりすぎる前に食べ物を補給
頭痛がしたら、目と首の体操
体を冷やさない

★フライト後
首、手首、足首の柔軟体操
全身の筋肉を緩める
アルコールでリラックス
肉、野菜の食事
ハーブティーを飲み体を暖める
お風呂でリラックス
早めに寝る

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2017年4月22日 (土)

「7つの習慣」

この記事は書きかけです。

グライダーパイロットが身につけるべき「7つの習慣」です。これらの習慣をできるだけ早い段階で身につけることが非常に重要だと考えています。
 
★見張り、スキャン、姿勢で操縦する習慣
・空を分割
・一定サイクルで繰り返す
・焦点を合わせて止める
・旋回方向
・毎朝冷たい水で目の体操
・次の上昇気流の情報はコックピットの中にはない
 
★調和のとれた手足一致の習慣
Qグライダーを旋回させるのは何?
 揚力
 エルロン
 ラダー
Q急旋回の持続時ラダーはどうする?
 トップラダー
 ボトムラダー
 中立
・クロスコントロールが必要なのは急旋回の時だけ
 
★トリムをとって飛ぶ習慣
・パターンに入ってから速度コントロールに費やす負荷が減る
 
★チェックリストで確認する習慣
・人は忘れる
・感覚を統合することで認識率を上げる
 視覚75%
 聴覚13%
 触覚6%
・2回繰り返す
・テイクオフ時
・ランディング時(引き込み脚に乗りたい?ならば固定脚の時も確認する)
・いつも同じチェックリスト
 
★失速(スピン)の兆候に対応する習慣
・風切り音(機速)
・バフェット
・沈下率
・舵の効きが悪くなる
・地平線が下がる
・(ローテーション)
 
★地上取り回しでは風上側の翼を持つ習慣
・地上で壊すのは悲しい
 
★自分のフライトに関する基準を継続的に正しく発展させる努力の習慣
 

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2017年3月22日 (水)

検証50kmアウト&リターン

韮崎滑空場からの50kmアウト&リターンタスクを実際のフライトで検証してみました。

★旋回点をどう設定するか?

3月19日はEP(韮崎の東北東9km)で離脱後、10kmほど南下して八人山(酒折駅付近)をスタートし、蓼科山の手前5kmまで飛んでみました。このレグの長さはちょうど50kmありますので、銀章課目とする場合は八人山より南側で離脱し、蓼科山手前の横岳の西に旋回点を設定するのが良いのではないかと思います。(土曜祝日はエリアHの確認必要)

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★事前に気象条件を予測できるか?

3月19日の気象条件は以下の特徴がありましたので、予測可能ではないかと思います。

・強過ぎない西高東低
・強過ぎない北西風
・気温減率-1.1から-1.4
・EP-茅ヶ岳-八ヶ岳にかけて、盆地を吹き抜ける風が弱まる境界に連続性のあるクラウドストリート形成
・視程はあまりよくない
・八ヶ岳の西側に連続性のある帯状のリフトと積雲

★どんな練習と準備が必要か?

・年間50時間以上のフライト練習
・八ヶ岳タッチ3回以上
・平均速度50km/h以上(平均上昇率0.8m/s以上)

・八ヶ岳エリアでは8000feet以上キープ
・編笠山の西側に出るときも8000feet以上残す(手前の沈下を突っ切る前に出来るだけ高度を上げておく)

・リッジの飛び方(S字、8字)
・リッジリフトの場所(山のピーク、雪と森の境界)

・八ヶ岳手前の吹き抜けによる沈下に対処できる
・山が帰投コースを遮っても冷静でいられる

・霧ヶ峰滑空場、実践大学LP(ランディングポイント)へ着陸できる自信

・機体と装備(GPS含む)に習熟している

ひとつひとつ準備していき、安全にタスクを達成しましょう。

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2017年2月 2日 (木)

わかりやすい「数値予報」

「SKY FULL OF HEAT」より、
現代では気象予報に使われる数値データの解像度が向上している。これを有効利用すべきである。

遠方から来る会員も多くいるので、2日前にはソアリングコンディションを精度良く予測したい。弱い時はソロチェック、強過ぎるときは同乗練習等、気象条件に合わせて練習メニューを予め準備しておくことで会員の満足感を向上させることができる。

2012~2015年は年間50時間だった自分自身の飛行時間が2016年は年間85時間に増えた(前年比170%)。フライト実施日が増えたこともあるが、事前に気象を予測し、コンディションの良い日に実施するようにクラブのフライト日を調整した事が練習時間の増加に繋がったと思う。

主に以下の①~④の数値予報を一覧表に整理してクラブ内に共有して活用している。

★数値予報① BLIPMAP
 Hight of Critical Updraft Strength
 NirasakiGP(KakudaGP)
 KirigamineGP(KasuminoneGP)
 Vertical Velocity at 700hPa(ウェーブパターン)
を画像化コピーして、一日毎に分けて保存する。 

★数値予報② 山と平地(滑空場)の気温差
 tenki.jpが出している山の気温の数値予報を利用して9時、12時、15時の気温減率を算出する。韮崎では霧ヶ峰(1500m)、韮崎(300m)、大菩薩嶺(1500m)を使っており、角田では蔵王(1500m)、角田(0m)、霊山(1000m)を使っている。
数値予報のソースは異なるが、BLIPMAPと同様な傾向になる。
算出した気温減率は色分けしておく。

★数値予報③ ピンポイント予報の湿度
 湿度がわかれば大体の雲底がわかる。tenki.jpが出しているピンポイント予報は精度が良いのでこれを利用する。リフトの上昇高度が低ければ雲はできずブルーコンディションとなる。
湿度30%:2600mAGL
湿度40%:2000mAGL
湿度50%:1500mAGL
湿度60%:1100mAGL

★数値予報④ ウェーブのシナリオ
 BLIPMAPのウインドプロファイラを使って予測する。波長は山頂40ktで12km。クラブのローカルフライトでウェーブにトライしやすいのはシナリオ3の日。

シナリオ1:△1波のみ:山頂20kt上空風が強くならない
シナリオ2:○2波3波あり:山頂30-40kt FL300で60kt
シナリオ3:◎2波3波発達:山頂30-40kt FL200で80kt

Photo

★数値予報⑤ コンバージェンス
BLWindの、黄色と緑(または緑と青)の境界からコンバージェンスラインを大体予想できます。
ただし、これはまだ実際の条件との相関関係の観察が必要です。
また、小規模の陸海風前線等を2日前から数値予報で予想するのは厳しく、天気図の弱い気圧傾斜などから可能性を推測します。

Blwind


★一覧表
参加メンバーとフライト実績との相関関係がわかるように一覧表に色分けする。BLIPMAPだけでなく、他の数値予報(tenki.jp)も併用しかつ、実績値の記録も残しておくことで予報の精度を上げることができる。

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グライダークラブは限られた活動日の中で活動を充実させなければなりません。しかしながらお天気だけはコントロールする事が出来ません。わかりやすい数値予報を活用して、お天気に合わせて、たくさん飛びましょう。

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2017年1月 2日 (月)

宮城県航空協会冬合宿2016-2017in角田滑空場

12/29-12/31

10 Aerotow

0 Winchtow

1 Wave Soaring demonstration

5 Soaring instructions
20170102_092323

5 Spin trainings


10 Landing with ASK21

Total.Time. 06 :46

 

 

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2016年11月17日 (木)

ラインナップ

色々な皆さまのご協力のおかげで、初ソロ~ソアリング~銀章~300kmまでのスポーツフライトをカバー出来るラインナップを実現出来ました。

機体ラインナップについて各機体毎のコンセプトを箇条書きしてみます。


・ブラニクは累計生産3000機のレジェンド
・ブラニクでも山まで10kmも曳けば一日中飛んでいられる
・ヤンターのチェックアウトにブラニクでのスピン練習が必須


・5時間、50kmはもちろん200kmまではアステアがいい
・アステアは居住性と操縦性が良く、外を良く見て、とにかく沢山飛ぶこと


・ヤンターのコストパフォーマンスの高さに注目
・ポーランドの世界チャンピオンは皆、若い頃ヤンターで練習している
・ヤンターは200km〜500kmまでのタスクをこなすクラブクラスレース機
・ヤンターを馬鹿にするな


安全を維持しながら実績を重ね、次は本格的な山岳ソアリングトレーニングが出来る複座機でしょうか。

写真は左から
ヤンタースタンダード2
クラブアステア3B
スーパーブラニク
後ろは曳航機のハスキーです。

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2016年10月 6日 (木)

ログブック

七年のフライト記すログブック
次の一冊千時間まで   玄空

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二冊目のログブックは2009年から2016年の約300時間分を記録。総飛行時間は650時間となりました。この期間のフライトは韮崎と角田を中心に、すべて日本国内での飛行です。この期間の3大トピックを挙げるとすれば
①OLCへの参加(2009)
②ヤンターの導入(2013)
③教育証明の取得(2014)
でしょうか。
次の300時間ではどんな楽しいフライトが実現できるでしょうか。

心技体を満たし
謙虚、感謝、協力を忘れず
自然を敬す

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2016年9月13日 (火)

リッジラン

積雲に山頂隠れる金峰山
リッジ連なり高速グライド  玄空

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(28分ごろからリッジラン)
 
★リッジフライトにおける安全上の基本ルール  (ソアリングエンジンより抜粋)
 
・安全な飛行速度を保つ
・常にリッジから離れる方向に旋回する
・手足のバランスが取れた旋回をする
・常に逃げ道を持つ
・尾根や峠に近づく時は浅い角度で行い、決してまっすぐに向かって行かない
・リッジの頂部から十分に離れるまで、8の字またはS字旋回で上昇する
・旋回を継続する時は決断を早くする常に見張りを行い、飛行中のリッジソアリングのルールを知る

 

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2016年9月 1日 (木)

Leg5

EとVdの値が両方とも良いLeg5はどう飛んでいたのでしょうか?

ソアリングしている他の2機(B4とDiscus)の位置から想定出来るリフトを繋ぎながらグライド。速度は60kt又は70kt。リフトには1旋転で寄せ、Discusが回っていた本当に強いリフトだけで回り、上昇率が落ちたら直ぐにサーマルを離脱。雲に沿ってグライド。調子が良い時のテンポと空中感覚を数字でも検証。
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2016年8月15日 (月)

宮城県航空協会夏合宿2016in角田滑空場

8/11、8/13-8/15

3 Aerotow
12 Winchtow
3 Soaring demonstration
15 Landing with ASK21

Total.Time. 04:47

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2016年8月 4日 (木)

グライドの切り口

★いつグライドをはじめるか
・FinalClimb=InitialClimb
今のリフトの上昇率が、次のリフトの初期上昇率まで低下したら、リフトを速度に変えてリフトを離脱しグライドを開始する。

★Speedtoflyの大原則
・向かい風と沈下帯では速く飛ぶ
・追い風と上昇帯ではゆっくり飛ぶ
ピッチを一定にしていれば、沈下帯から上昇帯への変化は、まず最初に音に表れる。操縦でピッチを変化させている間の音の変化は無視(キャンセル)する。

★機体性能以上のグライド
リフトが連なった経路をグライドする。考慮する要素は雲、風、地形。リフトが連なった経路をグライドすればブラニクもスーパーシップになる。

★-13の法則
経験的に、最良滑空比-13で帰投高度を計算するとちょうど良い。
 最良滑空比28のブラニクであれば15
 最良滑空比38のヤンターであれば25
 最良滑空比43のSZD55であれば30
 
★段階的なグライドパス
着陸可能地点からの距離に応じて、帰投高度計算の滑空比(L/D)を段階的に変える。
・ヤンターの帰投高度の例(中級者用)
 300mAGL@0km
 800mAGL@10km    L/D20
 1200mAGL@20km  L/D25
 1600mAGL@30km  L/D25
 1900mAGL@40km  L/D30
 2200mAGL@50km  L/D30
長くグライドすればリフトに当たる確率が上がるので合理的な考え方です。

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